2009-11-25 第173回国会 衆議院 外務委員会 第4号
そういう中で、この一つの柱が欠けるということは、漁船漁業経営全体に大きな影響が出てきます。ですから、決して、一つの海域でのクロマグロの問題ということだけではなくて、そういう一つ一つの積み重ねが、実は漁業自体、大きなボディーブローのようにきいてくる。
そういう中で、この一つの柱が欠けるということは、漁船漁業経営全体に大きな影響が出てきます。ですから、決して、一つの海域でのクロマグロの問題ということだけではなくて、そういう一つ一つの積み重ねが、実は漁業自体、大きなボディーブローのようにきいてくる。
この事業は、改革意欲のある漁業者と漁船漁業に関係の深い地域とが一体となって、みずからの創意工夫により収益性の高い漁船漁業経営へ転換しようとする取り組みを支援するものであると承知をいたしております。ぜひとも、この事業が低迷する漁船漁業の経営改善の一助となり、我が国漁船漁業が国際競争力のあるものへと転換していくことを願っている一人でもあります。
全国的な経営状況を見ても、収入に対して支出の増大ということで、漁船漁業経営から撤退していく、撤退せざるを得ない状況に追い込まれているというのが今日の状況です。 私は、今まで培ってきた遠洋マグロはえ縄漁業の漁労文化というものが継承されていかないんじゃないのかなというふうに危惧いたすのですが、大臣、この遠洋マグロ漁業の現状についてどう認識なさっているのか、これをお聞きしておきたいと思います。
もう限度だというふうに言わなければならないし、そして、今日、そういう状況の中で漁船漁業経営から撤退していく人たちがどんどんどんどん出てきているという現実があるわけでございますから、何らかの対策というのをしっかりつくっていかなければ、将来、魚類たんぱくが本当に国内生産できないのじゃないのかなというふうな危機感を私は持っています。
そうすると、漁船漁業においては何トン層あたりをねらって、それを一体、漁船漁業経営の中核漁家層としてそれの育成に当たられようというふうに考えておられるのか、漁船漁業の場合は。それから養殖漁業の場合は、たとえばカキ養殖、それからノリ養殖、こういうものについては何アールぐらいの施設を持ったそれを一体ねらわれておるのか。
それから、漁船漁業経営と漁業調整についての問題として、政府は三ないし五トン層を中核漁家として育成するつもりであるか、その他、漁船漁業経営についての指導方針はどうか、こういう点について明らかにせよという御質問でございまするが、沿岸漁業等は、各地域により、それぞれ事情を異にするので、どの階層の漁船漁業を育成すべきであるかということは、これは一がいに言うことはできませんが、一般的には、主ないし五トンの階層